Bay Areaのパワーオークション

かなり、時間が空いてしまいましたが、私達がサポートしているCollege TrackのFundraiserの記事の続きです〜

私たちが住むベイエリア、シリコンバレー
Appleを始め、世界を率いる会社のHQがある場所としても有名。そしてFacebookを始めとする、新世代の新しい形のコミュニティーを作り上げるソーシャルメディア達も多くこの地から始まっています。

そんな世界をリードするビリオネラーやミリオネラーや多くのStart upの会社が毎日のように生まれているこの地域。そのリッチな様相の反面、経済的な格差は当たり前のように存在します。リッチな人たちが住む地域はどんどん改革され、素晴らしいパブリックスクールもありますが、ローカルからの税金収入が少ない地域に住む人達は当然のように良いEducationにも恵まれません。地域の予算が無く学校が閉鎖になる事も多々あり。まだまだ、高校に行くのが当たり前ではない、大学に行くのは夢のまた夢、家族の中で一人も短大や4大に行った事がない、という家庭も沢山ある訳です。

College Track、前回の記事でも少しご紹介させて頂きましたが、East Palo Altoから始まった小さな学業支援活動、今ではOakland、San Francisco、New Orleans、Aurora、そして Los Angelesに支部を持つ団体に成長しています。活動している地域のインフォメーションはこちらから。

多くの学校に行く事が現実ではなかった子供達が、まず精神的なサポート、そして自分の夢を実現する為、大学に行く為に必要な様々なサポートをCollege Trackから提供されています。

今では、College Trackを卒業していった学生達が、学業を終え、社会に出て、更に次の世代のCollege Trackをサポートするようになっています。

この恒例のFundraiserでは、そんな学生達のスピーチを聴く事ができます。それぞれの環境、学校へ行く為の困難さ、そして将来への夢は違いますが、毎年感じるのは、私達大人達が、この学生達から聞き学ぶ事は本当に深多く、でも、これが社会の中ではまだまだ現実であり、多くの地域に存在している事を考えると、この先も日常の中でどうやって社会のバランスをとってサポートしていかなくてはいけないか、深く考えさせられます。

写真はCollege Trackのウェブサイトからお借りしました。今年のスピーチをしてくれた学生達です。

写真はCollege Trackのウェブサイトからお借りしました。今年のスピーチをしてくれた学生達です。

さて、こうして地道に活動を続けるCollege Trackですが、Fundraiserに出席しているメインサポーター達は本当にある意味華やか。

今年は、会場に着いて、夫が昔ゴルフを一緒にプレイしていたお医者様(SJ氏の主治医だった事もある方です)がいらっしゃり、挨拶をすると、その横で一緒だった素敵な女性は、現YahooのCEOのMayerさん。その他にもMC Hammerさん、勿論ピクサーが会場なので、John Lasseter氏。J.Ive氏やiTune Storeを立ち上げたEddy Cue氏も発見。他にはPinterestのFunderも。。。

この晩のオークション。こうした業界のトップを行く方達が率先してContributeしていました。Contributeの仕方には二通りあると思うのですが、一つはオークションに参加して金銭的なサポートをする。そして、もう一方は、そのオークションで人気が集まるようなものを提供する。

会場で偶々一緒になった私達がやはりサポートするLines BalletのBoardのpresidentである方と一緒になったのですが、オークションの途中で興奮して私達のところにやってきました。そして彼女は「This is so inspiring!!」

彼女も、Lines Balletのbenefit eventを取り仕切る責任にある方。イベントを計画して如何に寄付を集めるのが大変かを身にしみて経験されている方なんです。だからこそ、この晩のCollege Trackのオークションの盛り上がり、彼女はすごく感化されるものがあったのだと思います。勿論、皆が「オオー!」とうなるようなオークションの内容は、先にあげたVIPサポーター達の繋がりがあってこそ可能だったと言っても過言ではありません。

でも、Benefit eventやFundraiserで多くの寄付を集めるには、そうした繋がりを地道に作っていく事、そして、さらにサポーター達がワクワクする事を企画していかなくてはいけないんですよね。

前回に私の個人の感想として書いた事ですが、TypicalなFundraiser、円卓に座って、オークションの内容も似たり寄ったり。となると、席、テーブルを買って人は集まるものの、「もっと寄付して下さい〜」という言葉だけが強調されてしまい、なかなかオークションの金額も上がらなかったりします。だから、寄付を頼む団体側も、やはりクリエイティブになる責任があると思う。

、、、さて、ではそのオークションの出品されたものとは、如何に?ちょっと時間が経ってしまったので覚えているものだけになってしまいますが。。。。

**サンフランシスコ動物園で生まれたペンギンの赤ちゃんの名付け親になれる+3ヶ月のインターンシップを経験できる。これは本当にそんな余裕があったら購入して妹家族の子供にあげたかった〜

**Eddy Cue氏と一日一緒に過ごせる権利

**John Lasseter氏と平日をブレックファーストから始まり、一日の終わりまで時間を過ごせる権利。勿論、Pixarでか、もしくはDisney社内かは競り落とした人が選べます。

**John Lasseter氏のナパにある家で家族と一日過ごせる権利。ワイナリーでもある彼の家には機関車のようなものが走っているとかいないとか、、、、

**スターシェフ、Tyler Florence氏とMichael Mina氏を自宅もしくはスペシャルキッチンに招いて、Iron Chef対決をしてもらい、Culinary Adventureを楽しめる権利。

その他にも、前大統領のBill Clinton氏と一日過ごせる権利など、、、も確かあったはず←裏覚え

この他にも、その場にいたサポーター達が、「じゃあ僕たちも!」と提案した出品もあり、オークションだけでも約1ミリオン以上が1時間もしないで集まった訳です。

オークションが終わる頃、デザートが運ばれてきましたが、そこにも遊び心が。。。

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デザートはカップケーキというカジュアルなものでしたが、自分でデコレーションをするというもの。アイシングに用意されたデコレーション用のチョコレートやマジパンなどで「モンスター」を作れる訳。特に子供も多かった今回のイベント。やはりただ寄付集めという雰囲気を前に押し出すのではなく、大人も子供も楽しめる遊び心をいつまでも続けて欲しい。勿論そのイベントを作り出す陰には多くのクリエイティブな人達の努力が必要だと思います。そして、College trackで夢と希望を紡ぎ世界に旅立っていく学生達にインスピレーションを貰い続けたいです。

一晩で3ミリオン集めるFundraiser

SFは夕方少し風がでてきましたが、暖かくて半袖で楽しめる天気の週末。

友人達はサウサリートのビーチでピクニックしているようですが、私はギャラリーのWebsiteのdeadlineが迫っている為、3時位まで家にこもって仕事。夫はドイツで家族と過ごしているので、仕事を一段落させた夕方、私はのんびりノースビーチのカフェにいってきました。

さて、2週間ほど前に出席したNon profit organizationのFundraiser。

私のブログにも毎年紹介させて頂いていますが、College TrackというCollegeやUniversityに行きたくても行く事のできないHIgh Schoolの子供達をサポートするグループです。

College trackでサポートを受けた子供達の90%が現在4年制のCollegeに通っているか卒業しています。

College trackでサポートを受ける子供達には低所得世帯からの出身も多く、85%のCollege trackの生徒達は彼らの家族の中で初めてcollege に行くという子供達です。そんな彼らに学校外での勉強のサポートだけでなく、彼らが学校に行き何を学んでいきたいか?を見つける機会を作り、地域活動をはじめ、子供達に様々なネットワーキングやメンターを出会える機会も作っています。

勿論、学習していくうちに学校を決め、経済的なサポートを必要とする子供達にCollege Track自体から得られる奨学金や学校から得られるものまで、様々なサポートが細やかに配慮されています。アメリカの大学を卒業するとfinancial aid等からお金を借りて卒業する学生も沢山いるアメリカ。私の語学学校の先生も、卒表15年以上経った後もまだ借金を返していると言ったのを覚えていますが、今年のCollege trackのスピーチをした何人かにはCollege trackのサポートと奨学金で、借金無しで4年制を卒業できるそう。

今年スピーチをした生徒の中には、ソーシャル・セキュリティーを持っていない為成績はあるもののCollegeに受け入れられなかったという子もいて、そんな彼女のケースもCollege trackはサポートし、彼女の学校への道を開いています。

故Steve Jobs氏の奥様、LaureneさんがCo-funderの方と始めたこの団体は1995年より地道な活動を続けています。East Palo Altoから始まった小さな活動は、今ではOakland、San Francisco、New Orleans、Aurora、そして Los Angelesに支部を持つ団体に成長しています。

夫がSteve Jobs氏と長年仕事をさせて頂いたご縁で、私達も長年この団体をサポートしているのですが、ここ2〜3年の成長は数年前に比べて目を見張るものがあるように感じます。そして毎年Fundraiserでスピーチをする10代の子供達の話には、もっとこうした団体が地域社会をサポートしていかないと、まだまだ教育を受けたくても受けられない、そうした選択が無い子供達が沢山いるのだという現実を理解する機会にもなります。

College trackは1年に一回、寄付を集めるFundraiserが6月にあります。私も夫とであってからずっと参加していますが、実はサポートする側としても楽しみにならざる得ない特典が盛りだくさん。

まずは、College TrackをサポートしているPixarの提供で、毎年公開前のPixarのアニメーションを観る事ができます。今年はもうすぐ公開となるMonster UniversityをFundraiserが行われたPixarの敷地内にある私設シアターにて観る事に。

Suffolk-voice

私がPixar Studioで開かれたFundraiseに出席したのは二回目ですが、勿論Studio内のツアーもあるので、Pixarの数々のアニメーションの原画やストーリーボード、粘土で作られた模型等々、大人が見てもワクワクします。勿論、そんな訳で、こうした子供でも楽しめる会場の場合は子供を連れてくるサポーターも沢山。

何年か前にはLucas FilmでFundraiserがあり、ヨーダの実物大のスカルプチュアをはじめ、もうファンでなくても飛び上がりたくなるようなStudioツアーでした。Lucas filmの中はコネでもないとツアーはできないので、またやって欲しい、と密かに思っている私。今度あったら家族か友達を是非招待したい!

こうした恵まれた会場を使う事ができるのは、Jobs氏のPixarやLucas Film等とのリレーションシップの恩恵と想像するしかできませんが、、、そのサポート今でも変わらず続いているのは、やはりCollege Trackの活動が地道にその成果を上げる為に続けられている事への共感から来るものだと思います。

さて、今回はディナーやオークションが始まる前に大人も子供も楽しめるクラスが用意されていました。クラス兼ちょっとしたスナックやドリンクを楽しめるという趣向。

* DJブースでプロのDJがスピンの仕方を教えてくれるクラス

* TVなどでも有名なチャイニーズのシェフがラーメンの麺の作り方を実演=ゲストも実際に麺を引き延ばす練習ができるクラス。そしてその横ではミニラーメンが食べれます。

* プロのダンサーが踊りをヒップホップを教えてくれるクラスでは、子供からハイヒールの女性、おばあちゃままで楽しんでいました

* カクテルブースでは実際にカクテルを作れるクラス

* ピザの生地を空中に投げて広げていくクラスなど

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大人も子供も正に楽しめるもの。こうした遊び心が盛りだくさんのイベントが毎年織り込まれている事も、私達を含め、サポーターたち自身がCollege TrackのFundraiserを楽しみにできる理由だと思います。

そして、この後はディナーとオークションがある訳ですが、会場のデザインはカジュアルで、今までの中で一番私好み。白のソファー+カラフルな色使い。

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こうしたカジュアルなセットアップって、同席する人とも気軽に話しやすい感じです。丸テーブルの典型的なFundraiserのセッティングだと、今いち乗りがあわない人が隣になっても終わりまでなんとか話さないといけないし、、(苦笑

今回は友人カップルとその他Pixarのシナリオライターのおばさまや他州から来られた70+のおばあちゃま達などと同じ席になり、気軽で楽しいテーブル。食べ物もピザをはじめファミリースタイルで美味しかった〜

ちょっと長くなってしまったので、オークションのお話などは次回に♪