Giving vol.2

先日書いた、サンフランシスコ、Lines Balletを率いるAlonzo King氏のステージトークより拾った言葉達をもうちょっとまとめてみました

パフォーマンスが終わった後、ステージに現れたAlonzo King氏。
FaceBookに寄せられた幾つかの質問をに答えた後、会場の人からの質問を受け付けました。

その中の一つの質問 (女性の方からだったと思います)

『ダンサー達が貴方の作り上げるステージのために必死にトライして、彼らが貴方に納得いくものを提供した時、貴方はどうやって彼らの努力や仕事をたたえるのですか?(How do you reward them?)』

これに対して、Alonzo King氏は先日書いた3タイプのGivingの話から始めました。そして、その後、次のような話に繋がります。

『彼らは私に褒めて貰いたいとか、何かの報酬を求めて踊っているんじゃない。彼らは彼ら自身の為に如何に正確無比のパフォーマンスをする事だけに集中しているんだ。彼らがパフォーマンスをして、それに対して私や誰かが評価し、褒め称えてもらうことを前提にしているならそれは本物じゃない。Do something for someoneではなく、Be yourselfと言うことさ。だから、彼らの踊りが素晴らしくったって、僕が彼らに何かRewardをあげる事も出来なければ、彼ら自信も僕にrewardを与えることは望んでいない。Givingと言うものはそういうもの。自然と最善の努力をしている人は、それに対する見返りなんてはなから考えてもいない。そう言った意味で彼らのステージの上でのGivingは実に自然な事なんだ。』

当たり前の事だけど、自分自身の限界に挑戦するからこそ集中でき、持続できるわけで、もし、それが、誰かの、または組織の為と思い、その対象からの見返りを前提に努力しても、何かしても、その結果は大きく違ってくる。ちょっと、曖昧な表現だったけど、Alonzo King氏の言葉の中の『Not do, Be yourself』と言う言葉がとても印象に残った。Be、つまり自分自身を軸に、自分自身であり続ける事。

『そして、僕は感情的なものは一切求めていない。正確な踊りこそ、大切なんだ。』

私はいつも、バレーの舞台と言うのは、踊り手という表現者は、如何に感情豊かにダンサー自身が持つemotionを舞台に出せるかが大切なのではないかな?と思っていたので、感情表現は必要ないというAlonzo King氏の言葉に最初不思議な感を持ちました。でも、よく考えてみれば、人間と言うものはロボットではないから、決して毎日1分1秒を同じようにコントロールして生きる事は出来ない。だからこそ、感情であったり、様々な表現を伝える為の振り付けを如何に正確に同じように届けられるか?が、最も、素晴らしく表現に繋がるのではないかと感じました。

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