理想の男

女友達に「蘭の理想の男ってどんなタイプ?」と聞かれたら、私の答えはいつも一緒です。一緒に食事を楽しむことのできる男性というのが一番大切!私が落ち込んでいたり、もしくは怒っていたりしたら、私を私のお気に入りのレストランに連れて行ってくれる事で簡単に機嫌は直ってしまいます。

美味しい食事は私を幸せにしてくれ、そしてそれは私の魂にも効くお薬でもあります

私の夫と私は食べるという事の喜びをいっぱいシェアできる関係です。ご存知の方もいると思いますが、サンフランシスコ・ベイエリアは素晴らしいレストランが数え切れないほどあるということもあり、私たちは以前よく外食を沢山していました。友人達は私たちがグルメだという事を知っている人も多く、「今はどのレストランが一番お薦め?」とかよく聞かれたものです。最近はあまりアップデートしていませんが、興味がある方はこちらの過去記事などもどうぞ。

私たちの初デートの時の話は良いエピソードかなと思います。彼はサンフランシスコの老舗かつとても有名なZuni Cafeに連れて行ってくれました。もちろん、彼はそのレストランで有名な、あの美味しい丸ごとチキンのオーブン焼きをオーダーしたわけです。丸ごとなので骨つきチキンです。最初のデートで、一瞬自分の欲望に従うべきかどうかためらったのですが、、、その美味しそうな骨の周りについた肉を残さず頂く為に、そのチキンの足を手で持ってかぶりつくという事を最終的にはやってしまった私です。もちろん、それはエレガンスとか女性らしさからはかけ離れていたと思うのですが、夫は後日、「僕は変におしとやかよりも、あんな風に食べる女の人がタイプだ」と告白。もし私が可愛らしくチキンを食べたり、もしくは変におしとやかに食べて、骨の周りの美味しい肉をいっぱい残していたら、今日私と彼は一緒じゃなかったかも。彼と私は、間違いなく食べるということに対しては同じ意識を持って楽しんでいると思います。

美味しい食事は人を笑顔にさせる

人にお料理してあげる事が夫と私は大好きです。私たちの日常の為のお料理ももちろん楽しいけれど、本当に楽しいのは友人を我が家に招待してお料理してあげる事、そして私たちの料理を食べている時に彼らの笑顔を見れるのは本当に嬉しい事です。娘が生まれる以前、我が家ではよく友人達を招待していたのですが、ここ2〜3年はちょっと休憩中。また再開しようね、と話す今日この頃です。友人を招待すると決めて、彼らの為にメニューを考えるのは夫と私にとってワクワクするプロジェクトの一つだと言えます。ただ一つ問題があるとすれば、我が家はいつも料理を作りすぎるという事。よく我が家のディナーに来る友人の幾人かは、我が家のメニューが決して小さくはないと知っている上に、私たちが腕によりをかけて美味しいものを作るのを知っているので、我が家に招待される時には必ずお昼を抜いて遊びに来る人もいるくらいです。

キッチンが私の住処

私はシリアック病も持っています。グルテンが全く食べれません。なので、お料理するということは私の生活の中で大きな必要条件でもあります。幸運なことに、お料理することは大好きなことでもあるというのも確かですが、ある意味、強迫観念というか、かなりこだわらないと気が済まない性格でもあります。グルテンを本当にちょっとでも口にすると具合が悪くなるので、口に入れるものや、お料理するものに関しては、かなりのControl-freakと言っても過言ではありません。正直に言えば、人がお料理しくれたものを信頼するのはなかなか難しいというのも確かです。ただ、自分が食べる物をきちんと管理したい、ということなんですけどね。

現在では、癌を治す自然療法の一環としてケトジェニック・ダイエット(日本では糖質制限ダイエットとも呼ぶようです)もやっています。2016年8月末から始めたこのダイエット、私は糖質の量を1日12グラムに制限しているので、口に入れる全てのものをミリグラム単位で計量して食べています。私の娘と夫の食事も基本的には外食を除く90%は私がお料理しています。(彼らのお料理と私のお料理は別という事がほとんどです) そして、すでに料理されているお惣菜や調味料、ソースを買うことは皆無に近いので、何を作るかメニューを考えるところから、料理するまで、結構な時間をキッチンの中で過ごしているというのが私の日常。こう書くとなんだか、大変そうだな〜と思われる方もいるかもしれませんが、私は本当に楽しんでやっています♪ 大切なのはストレスに感じずに楽しくやるという事です。

ベイエリアにいるという幸運

日々の中で私がすごく幸運だなと感じることの一つが、サンフランシスコ・ベイエリアに住んでいるということです。厳しいグルテン・フリーダイエットをするのもここでは本当に簡単です!2001年までは日本に住んでいた私。私はずっと日本の食文化と食べ物は世界一だと思っていました。もちろん、まだある意味で、私は日本食大好きで、日本食が世界で一番美味しいものだと思います。でも、健康的な食生活をしようと本当にトライしようと思ったら、特に東京のような大都市では簡単ではないという事を、ここ数年日本を訪れた時にひしひしと感じました。勿論、これは日本だけではなく、私が旅行をして他の都市に滞在する度に感じることです。旅行する度に、難しい努力をすることもなく、本当に楽に、素晴らしく健康的な食材とレストランを見つけることができるベイエリアの有難さを再認識させられます。

サンフランシスコは有機食材と健康的な食文化にかけては最高の都市

我が家では、サンフランシスコ、そしてベイエリアの様々な場所であるファーマーズ・マーケットに行く事が大好きです。なので、食材を、近隣で有機農法で作られた収穫された野菜やお肉、そして、そのような農家の中から、更に自分たちが好む農家から買うということも決して難しくありません。

私たちがレストランに行っても、ほとんどのレストランが私達のかなり細かく制限されたダイエットも、問題なく簡単に対応してくれます。この街はカリフォルニアの健康的な食文化を本当に誇りに思っていて、そしてそれが気持ちよく反映されている環境ではないかと思います。

今でもよく思うのが、2〜3年前にリタイヤした私たちが大好きだった農家のおじさんがまだリタイヤせずにマーケットに来てくれたらということです。彼は、有機農法をこの地域で始めた数少ない農家の人たちの一人で、彼は承認された有機農家ではありませんでしたが、私たちを始め、誰もが彼の作る野菜はもっともきれい(一切悪いものがついていないという意味)で、もっとも美味しい(本当の本質の味がするという意味)ものだということを知っていたと思います。彼はいつもこう言っていました。「僕の野菜は君の家の水で洗わないでくれよ。君の家の水は汚れているから、洗ったら僕の野菜が汚れちゃうからね。」彼の敷地には、汚されていない湧き水があって、その水で全ての野菜を作っていました。

私が料理する理由

お料理するにはたくさんの時間がかかります。そしてたくさんのエネルギーも消耗しますよね。多くの人が「時間がないから」とか「仕事の後には疲れちゃって料理なんかできない」と言います。友人たちの中には「どうしてお料理する人を雇わないの?そうしたらもっと自分の為に時間ができるじゃない?」という人もいます。彼らの気持ちに同意したいところもあります。そして、もちろん私自身、料理に時間をかけ忙しすぎ、娘や夫との時間がうまく作れない事に時にはイライラする事も確かです。

私は、私たちが食べるものは体を作ってメンテナンスしているだけでなく、私たちの精神や魂を作っていると深く信じています。だから、私たちが楽しく幸せに食べることのできる人間であれば、私たちの魂も幸せだと思うのです。勿論、その事によって、現在は私は私との家族の時間を削っています。でも、私の娘も私が彼女に毎日作ってあげるギフトの意味をいつか分かってくれると信じています。私は私のできる限りの事をして健康な食べ物を私の家族に作ってあげたいし、健康でハッピーになれる食習慣を娘に教えてあげたいと思っています。こんな風にお料理すること、それが私の家族への愛情表現なんですね。

私たちの体は、私たちが食べるもの、そして私たちが感じるものをそのまま映し出しています

ここで健康と心と感じる事の関係性を書こうとは思っていません。でも、私が確信していることの一つは、私たちの体がその両方、心と感情、そして何を食べているかを反映しているということです。私の体は以前、39年間シリアック病を見つけられなかったために本当に病んでいました。診断後、グルテンを摂取する事を止めただけで、私の生活は全く一新しました。私が小さい時から苦しんでいた様々な症状は、日本にいた時に、お医者様には「原因不明だから、その症状とは一生付き合っていかなくてはいけないね」と言われていた症状です。でもそれらは、グルテンを食べることやめた事によって、いとも簡単に消えてしまいました。人々は「グルテンが食べれないなんて可哀想!大変でしょう??」と言います。でも私はその事を一切悲しく思ったり不幸に思ったり感じません。とにかく、痛みを伴うひどい湿疹やトラウマ的に毎日の生活を脅かした下痢などのお腹の問題をはじめとする数え切れないほどの健康問題、いつも苦しんできた痛みや、落ち込んだり憂鬱になる症状から解放された事で、これ以上幸せに感じたことはないからです。時には、「もし食べたかったら、小さなピザの1枚ぐらい食べれば?1日ぐらい具合悪くなってもいいじゃない?」確かにちょっと食べたぐらいで死ぬわけではないので、食べれないことはないのですが、でも、そのちょっとを食べた事で、またあの辛い症状が少しでも戻ってくると思うと、食べたいとも全然思わなくなるというのが本音です。とにかくたとえ2、3時間であろうとも、、昔苦しんだ症状をまた経験するのは全く割りに合わないと思うのです。私はもう自分の体をわかってダメージを与えたくないんですね (^^) 私の体は私の神聖な家です。そう思ったら、意識的に痛めつけることはできません。

私がお料理するのは、そうすることで私が何を食べているか分かるから

グルテンを摂取しないように、本当にいろいろな事を自分で調べました。何かを買うときは裏に貼ってある食品ラベルを注意深く読みます。というのも、そこにグルテンと書いていなくても、その中にグルテンが隠されているかもしれないからです。さらに、この事を通して、食品添加物、食品防腐剤、遺伝子組み換え食品などのこともかなり勉強しました。健康に気をつけようとすると、本当にたくさんのことを学べなければいけないことにも気がつきました。そして、その辺りを深く掘り下げて学んでいくと、実際に、いかに巧妙に不健康なものが私たちの食べ物の中に紛れ込まされているか、ということにかなり驚かせれます。例えば、これはアメリカでの話ですが、有機栽培の果物のフレッシュジュースを買って、ラベルを見てもグルテンとは書いてありませんが、そこにはグルテンが入っている可能性大です。というのも、それは大量生産する会社になると、味をいつも同じにする為に味調整のための添加物(よく書いてあるのがNatural flavorとかです)が加えられていたりします。他の添加物でも、例えばそれがクオリティーコントロール(品質管理)の目的で入っているとすると、材料の一部として使われていないので、表示義務がないこともあります。もう一つ、よく分かりやすい例は、細かくすりおろしたチーズはスライスチーズ。これらは材料のラベルには表記されませんが、何らかの粉かでんぷん粉などが混ざっている事がほとんどです。これもクオリティーコントロールの一つで、チーズが固まったりスライスがお互いにくっつかないようにする為です。もう、私に言わせると、狂っているとしか言えないような事なのですが、本当に怖いと今思うのは、以前は、私がそうしたものが入っていると知らずに様々な食品を平気で口に入れていたという事です。もし私たちが本当に私たちが口にするものに気をつけようと思ったら、自分たち自身で食材を見て選び、そして自分でお料理するしかないのではないでしょうか?

そんな理由もあり、夫と私はできるだけ自分たちに近いところで生産されている食材を買うようにしています。ラベルを読む必要がないような、お料理されてもの、製造されたものが少ないお買い物がいいですね。

圧迫は感じないでくださいね!健康的に食べる事でもっと幸福になるのが目的です

もっともっと、と食べる事と食については話し出したら何時間でも話せてしまいそうなのですが、ここでの私の目的は、私のやり方を押し付けることではありません。このサイトでは、読者の方に楽しんでもらえたり、使えるテクニックやレシピなど、幸せになれる食べ方の方法などをシェアしていけたらと思っています。最初にも書きましたが、食べる事は私たちに笑顔をくれるべきで、決してストレスになってはいけないと思います。というのも、ストレスは人間の健康に対しての最悪の敵だからです。

もしあなたが食べる事を楽しめず、そして笑顔になれなかったら、まずはちょっとだけメニューを変えてみたり、改めて笑顔をくれる健康な食習慣を作ってみませんか?なぜなら、そうして生活を変えるということは本当の意味で、あなたの体や家族に愛情をあげることだと思うからです。プレッシャーを感じることはありません。まずはお料理することに楽しみを見つけて、そしてお料理する事から始めましょう!

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